八幡社

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八幡社

祭神―誉田(ほんだ)別命(わけのみこと)(応神天皇)

天正十二年(1584)三月九日に小牧、長久手合戦の諸戦となった岩崎城の戦いで活躍した丹羽氏(うじ)重(しげ)に繋がる丹羽氏(うじ)従(より)が、文明三年(1471)四月に折戸城(吹上城)を築き、七月に菩提寺として長松寺(現宝泉寺)、九月に武運長久と万民豊楽を願い八幡社を観請したと言われています。

丹羽氏は清和源氏一色流で、尾張国丹羽郡丹羽に住したことから丹羽氏を名乗り、折戸城より文亀三年(1503)丹羽氏員(うじかず)が本郷城へ移り、天文六年(1537)丹羽氏清が岩﨑城へ移ったと言われています。

拝殿は明治四十四年造営。本殿、社務所は昭和十四年造営。しかし、社務所は戦後火災により焼失する。現在、その跡には招魂社が造営されています。

主な年中行事は祈年祭(4月)・例祭(10月)・新嘗祭(11月)元旦祭(新年)。

 

H30.10.記

八幡社までの参道を元旦祭の当日ライトアップされています